ソムリエってなにするの?仕事内容や今後の将来性

ソムリエとはワイン選びの専門家のこと

タレントさんの中にも、ワイン好きが高じてソムリエの資格を取得されたという方がいますが、ワインの味や種類などに精通し、どの食材にどのワインが合うか?そのチョイスをしてくれるのがソムリエです。
ワインを中心としてそのほか飲料について深い知識を持ち、ホテルで働く人もいますし、レストランでワインの仕入れからお客様好みのワインを選択します。
ワインに関して様々なサービスを行うのがソムリエという仕事です。
>>一般社団法人日本ソムリエ協会

ワインは世界中にたくさんの種類があり、高給なものから普段惜しげなく飲むことのできるワインもあります。
そんなワインは季節に応じておいしいワインがありますので、適切な季節にワインを仕入れ、そのワインを湿度温度に気を付けつつ寝かせ熟成させます。
飲みごろになったらその最高な状態になったワインをお客様に提供するのです。

ワインの保管からお客様にお出しするまでのトータルサービスを行う

季節に合ったワインを仕入れてそれを適切な湿度と温度管理をしながら熟成、飲みごろになったらお出しするということ以外、セットなども仕事に含まれます。
お客様が来る前に、酒庫からデイセラーという小さい酒庫はワインを補充しておき、お客様が座るテーブルにグラスなどを置いてセッティングするのもソムリエの仕事です。
お客様が席に着いたら食前酒の注文を取りに行き、食事のメニューが決まってから料理に合った年代、生産地のワインからもっとも合うワインを選びお勧めします。

お肉料理は通常赤ワインですが、必要ならパニエにワインを入れてテーブルに持って行ってから、ワインの味を高めるデカンタへ移します。
お魚料理は白ワインを飲まれる方が多いですし、食前酒にシャンパンを飲む方もおいのですが、その場合、クーラーに入れてよく冷やしコルクをぬきます。
それから主賓の方にシャンパン白ワインの味を確認してもらい、よければ全員のグラスに注ぎます。

この時、マナーよく美しい所作でワインを注ぐこともソムリエにとって大切なことです。
スマートにこうしたお客様へのサービスができるソムリエは最高のソムリエといえるでしょう。

ソムリエになるためにはどんなことが必要?

学歴も資格も必要ではありませんが、ソムリエとして認めてもらいお仕事を頂くためには、やはりそれなりの努力と能力が必要です。
ソムリエの資格を取得して、その上でホテルやレストランで力を認めてもらうことが必要となりますので、やはりまずは履歴書にソムリエの資格を書くことができるようにしましょう。

ソムリエの受験資格ですが、実務経験の5年を満たすこと、または日本ソムリエ協会の正会員となって1年経過が必要です。
少なくとも3年経験がないとソムリエの資格は取れないということになります。